債務整理について相談する弁護士事務所は１つでないといけませんか？

ある弁護士に相談をしたり依頼をしたりした場合でも、新たに他の弁護士に相談することは問題ありません。

医療の世界でも、セカンドオピニオンという言葉があるように、専門的な知識に基づく判断が求められる業界では、複数の専門家の意見を聴くことは、適切な判断をするために非常に有効な方法だといえます。

債務整理の分野でも、複数の弁護士の意見を聴くことにはメリットがあります。

例えば、任意整理の和解をする場合などにおいて、分割返済の見通しを立てる際に支払回数を何回程度にするのかなどは、弁護士によって見通しが異なる可能性がある分野です。

また、自己破産を行う場合などに、破産管財人がつくか否かや、免責不許可事由が認められるか否か、裁量免責が得られる見込みがどの程度あるかなどは、個々の弁護士によって判断や見通しが分かれる可能性の高いところであり、複数の弁護士の意見を聴くことが有益です。

どのような状況でも、弁護士の判断や見通しが分かれる可能性はありますので、気になるのであれば、セカンドオピニオンとして他の弁護士に相談してみるのもよいかと思います。

また、事件の見通しだけでなく、複数の事務所で相談することで、それぞれどのようなサービスに対して、どの程度の弁護士費用がかかるのかについての違いも知ることができます。

弁護士報酬は、事務所ごとに違いがありますので、相見積もりをとることが有用な場合もあります。

このように、すでに弁護士に相談したり依頼をしたりしている場合でも、他の弁護士の意見を聞いておくことは有益です。

弁護士法人心では、借金にお悩みの方々のご相談をお待ちしております。

大阪にお住まいで借金についてお困りの方は、セカンドオピニオンも含めて、当法人までお気軽にご相談ください。